40歳を過ぎた頃から、なんとなく体調が優れない、イライラしやすくなった、または急に熱くなることが増えた…そんな経験はありませんか?これらは、更年期の兆候かもしれません。
更年期は、女性にとって避けては通れない人生の一部ですが、その症状は辛く、時には日常生活に支障をきたすこともあります。
では、どう向き合い、どのように日常生活でセルフケアを行うことができるのでしょうか?そんな疑問を解消するために、今回は更年期の症状と日常生活でできる対処法について考えていきたいと思います。

更年期とは何か?そのメカニズムを理解する
更年期の定義とその影響
更年期とは、通常45歳から55歳の間に訪れる、ホルモンバランスの変化によって引き起こされる生理的な現象です。
この時期、卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌が減少することにより、さまざまな身体的・精神的な不調が現れます。ホットフラッシュや不眠、気分の落ち込み、関節痛など、症状は多岐にわたります。
これらの症状は一時的なものとはいえ、生活の質を大きく損なう可能性があります。
辛い更年期の症状を軽減するためのセルフケア
1. 食事の見直し
更年期の症状を軽減するためには、まず食生活の見直しが重要です。
特に、エストロゲンの代わりとなる植物性エストロゲン(フィトエストロゲン)を含む食品を積極的に摂取しましょう。
大豆製品(豆腐、納豆など)、ナッツ類、全粒穀物、果物や野菜は、身体に優しくホルモンバランスを整える手助けをしてくれます。
また、ビタミンB群やカルシウム、マグネシウムなどの栄養素も忘れずに摂り入れることが大切です。
2. 運動習慣を取り入れる
適度な運動は、心と身体の健康を保つために欠かせません。
特に、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い有酸素運動は、ストレスを軽減し、気分をリフレッシュさせる効果があります。
運動はまた、骨密度の維持や体重管理にも寄与するため、更年期における体調管理には非常に有効です。
毎日の生活に運動を取り入れることで、辛い症状を少しでも和らげることができるでしょう。
3. ストレス管理とリラクゼーション
更年期の症状は、ストレスによって悪化することがあります。
日常生活の中でストレスを感じる場面は多いですが、自分なりのリラクゼーション法を見つけることが重要です。
深呼吸や瞑想、趣味の時間を持つなど、自分をリセットする時間を作りましょう。
アロマセラピーや音楽療法なども有効です。心の安定を図ることで、辛い更年期の症状を軽減することが可能です。
4. 漢方薬やサプリメントの活用
漢方薬やサプリメントも、更年期症状の緩和に役立つ場合があります。
特に、自然由来の成分を使用したものは、体への負担が少なく、安心して取り入れることができます。
ただし、自分の体に合ったものを選ぶために、専門医や薬剤師に相談することをお勧めします。
まとめ
辛い更年期にどう向き合うかは、個々の生活スタイルや体調によりますが、日常生活でできるセルフケアの実践は、心身の健康を維持し、快適な日々を送るために非常に重要です。
食事や運動、ストレス管理といった基本的なセルフケアを心がけることで、辛い症状を少しでも軽減することができるでしょう。
また、必要に応じて医療の力を借りることも選択肢の一つです。自分自身の体を大切にし、辛い更年期を共に乗り越えていきましょう。
私の体験談
私の更年期は、辛く今振り返っても嫌な思い出です。
今回このブログを見て頂く更年期や更年期前の女性の方々に私と同じ経験をしない様にして頂きたいと思います。
私の更年期はとにかく仕事オンリーで日々仕事の事ばかり考え、仕事が終わると自分で反省会を開き気持ちの休まる暇がありませんでした。
その為、円形脱毛症を発症したり、性格も神経質になりとにかくクヨクヨしていました。
このままだと駄目だと思うのですが、仕事ばかり考えていたので、好きな事をする余裕や趣味も考えられず、行き詰まっていました。
今回のセルフケアや対処法の真逆な事をしていました。時間に余裕を持つ事や自分を大切に思い日々生活する事を大事にする。
難しい事ではないと思いますが、その頃は思えませんでした。今思う事は、自分に向き合う時間がとても必要だという事になります。
今回のセルフケアと対処法を実践して頂き、人によっては辛い更年期を少しでも楽に過ごせる提案ができれば幸いです。
最後に、笑う健康法ですがメンタル面でとても大切ですので、一日一回楽しい事で笑うという事を意識してみて下さい。
次回は後編になります。